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自分の常識から宝をみつける!中国で再確認した日本の価値

あけましておめでとうございます!今井です。新年早々ですが、明後日から中国・北京に行ってきます。そして、中国のテーマパークで「質の高い社員教育」のためのワークショップを開催させていただきます。

去年の11月21日にも中国に行ってきましたが、そのときは、世界カンファレンス(正式名:2015中国主题乐园高级建设研讨班(第三期))にご招待いただき、講演をさせて頂きました。

ゲストスピーカーは3日間のカンファレンスで20名弱。中国全土から集まる各業界の重鎮ばかりの中で、ただひとり日本人の私…。勝手にではありますが、「日本代表である!」という気持ちで登壇させていただきました 笑

このカンファレンスで、中国全土からエンターテイメントや、ホスピタリティサービスなどに関わる経営者の皆様に対して、弊社の推し進めている「OJD」「日本独特のホスピタリティサービスマネジメント」についてお話させて頂きました。

OJD(On the Job Development)とは、まず、人が企業で働くことを通して、自然と成長を高めていけるように、企業内で質の高いコミュニケーションが可能な「場」を創り出します。そして、その「場」が生む成長のプロセスを通して、企業そのものも成長するプログラムです。

今、世界では皆様もご存知の通り、アジアに注目が集まり始めています。そして、実際に中国の活気を感じますと、西洋地域から東洋地域へのシフトが着々と起こっていると改めて感じます。

そして、私たちがいるアジア(東洋)が近年、特に世界で注目されているのが、まさにエンターテイメントやホスピタリティサービスなのです。

なぜなら、中国が発展途上国から先進国へのシフトする過程で、13億人もの中国人が、都市部から徐々に豊かになっていき、「娯楽」に飢え始めているからです。皆さんも、ショッピングを「娯楽」と捉えれば、日本に買い物をしに訪れる中国観光客が年々増えていることから、このことを実感されると思います。2016年には上海ディズニーランドもオープンします。

そこで大切なのが、顧客に満足してもらえる高い質のホスピタリティサービスや、エンターテイメント力です。

今、中国はすさまじい速さで目まぐるしく色々なことが動いています。半年前のことが通用しないことも多々あります。

その中でも絶えず求められているものの一つが、世界基準の接客サービスです。

そして、今、世界基準として声に挙がっているのは、日本のサービスです。今回の上海でのワークショップも、前回のカンファレンスで話した「日本の質の高い接客サービスを行うための社員研修」が好評をいただき始まったものです。

以前、東京オリンピック誘致のときに、「おもてなし」のプレゼンが注目されましたが、私たち日本人からするとその接客サービスはごくごく日常に溢れた当たり前のことばかりで、目新しいことがほとんどないのではないでしょうか。

しかしながら、世界に目を向けると日本人が持っているこの独特の感性(在り方)こそが当たり前でないことに気づきます。時々、「日本の常識は、世界の非常識」と言われますが、少なくとも、この私たちの接客に対する「常識」は、世界に対して、良い影響を与える素晴らしい「非常識」です。

私たちが当たり前に想ったり、相手に想いを込めるこの姿勢が今、世界から熱く注目されています。日本で培ってきたホスピタリティの在り方と圧倒的なサービスを提供する姿勢が改めて脚光を浴びているのです。

日本の人財育成、つまり私たちが積み上げてきた経験が今、世界を変える可能性があるということです。

『 日本の人財育成、人財開発を世界のグローバルスタンダードへ! 』

コミュニケーションエナジーのビジョンを今こそ世界へ発信していきたいと想います。

改めて、私たちの身近にある当たり前を見直してみませんか?

そこに素晴らしい価値があるということに気づくはずです。