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退屈は好奇心を鍛えるチャンス

IQ(知能指数)やEQ(感情指数)のほかに、CQ(好奇心指数)が注目されています。皆さんのCQはいかがですか?

好奇心持っていますか?

CQとはCuriosity Quotientのことで、知りたいという欲求が強く、新しい体験や経験にオープンであることを意味します。近年、IQやEQとともに重要視されている指数です。IQは数値を上げようと思っても自分の努力ではなかなか高まりませんが、CQは自分の努力で発達させることができます。

自分が「退屈だな」と感じるときに、次に新しいことを学んだりする視点に切り替えることができるなら、CQは高いほうだといえるかもしれません。また、日々の生活の中にある当たり前に流されることなく、その中から常に面白いことを探そうとする姿勢や、「なぜ?どうして?」の問いをいつも考えている人も好奇心旺盛であるといえるでしょう。

部下にクリエイティブになってほしいのなら

部下がなかなかアイデアを出さなかったり、新しいことへチャレンジしないことに悩んでいる上司の方も多いと思います。でも「勉強しろ」「チャレンジしろ」「クリエイティブになれ」と言っても、そうそううまくはいきません。そこで一番効果的なこと。それはあなた自身のCQを上げ、わくわくしている姿を部下に見せることです。好奇心があるからこそ、新しいことを思いついたり、いままでにないアイデアを生み出すヒントを手に入れることができます。上司が好奇心旺盛であれば、部下もおのずと好奇心旺盛になります。これは子育ても同じこと。まずは自分のCQを上げることから始めましょう。

アインシュタインはこういったといわれています。

「I have no special talent. I am only passionately curious.」
(私には特別な才能などありません。ただ、ものすごく好奇心が強いだけです。)

「退屈」「つまらない」時こそ好奇心を鍛えるチャンスです。好奇心旺盛な人は自分の「退屈」な感情に敏感ともいえます。そのタイミングを逃さずに、ぜひ新しい学びや体験に飛び込んでみましょう。きっと次の好奇心がわいてくるはずです。

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