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新人教育は大変です!

新しい力が加わるのは嬉しいことです。でも、教育を任される立場の社員は意外と大変?

育成担当は仕事が進まない?

新入社員の教育係には、「新入社員と年齢が近い」ことや「優しく面倒見がいい」社員を選ぶことが多いのですが、これは昨今の離職率の高さも影響していると感じます。厳しくするとやめてしまうかもしれない、という企業側の不安があるからです。シスター制度やメンター制度を導入している企業もありますが、既存の社員と新入社員とのマッチングがうまくいくかどうか、そこにも不安はついて回ります。

会社としては、指導を通じてその社員にも成長してほしいという願いもあるでしょう。任命された社員にしてみれば「さらに仕事が増える」という考えになりがちです。会社の言いたいこともわかるけど、今までやっている仕事を誰かが引き受けてくれるわけでもないのに・・・と、不満を抱えてしまう教育担当の人も少なくありません。

教育係の仕事は、組織内では意外に軽視されている傾向にあります。そのため、教育を任された社員が、そこに力を入れれば入れるほど自分の仕事ができない状態に陥ることも。ここには周りのサポートが必要です。
教育係がいるから私は教えなくて大丈夫ではなく、やはりチームや会社全体で、その人材をどう育てていくのか、当事者意識をもってかかわらなくてはいけません。

そして、教育は未来への種まきです。自分のやっていることが何につながっているのか見えづらかったり、大変なことも多いかもしれませんが、育成を担当することは、実は会社の未来を作っている最前線にいるのです。教えるということは時間がかかります。教わるほうも教えるほうも大変なことを全員で理解し、よい人材を育てていきましょう!

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