10月5日に、CE東京のセミナールームで、伊藤ヒロさんマナさんのクリスタルボウル演奏会が開催されました。参加したスタッフのレポートです!
今回お二人が持ってこられたクリスタルボウルは44個!どこにこんなに入っていたの?というくらいのたくさんのクリスタルボウル。さらに、鳴り物も入れると60個以上をご用意いただいていました。普段は机やいすを並べての学びの場がほとんどなので、いつもと違うセミナールームの雰囲気に、それだけでもわくわくします!
実際の演奏に入る前に、呼吸を整えるワークや音を聞くワークをしたり、クリスタルボウルのお話を聞きました。その中で印象的だったのは、「石は薬」というお話です。例えば石の成分が地下水に溶け込んでできるものが温泉、と聞いて、なるほどな、と思いました。クリスタルボウルは、水晶に鉱物を加えて作られるそうなので、いろいろな力が詰まっているように感じました。
また、クリスタルボウルが奏でる音の周波数は6万ヘルツだそうで、人間がどう頑張っても聞き取れない、イルカの鳴き声よりもはるかに高い音で振動し、その振動が細胞の隅々まで届き、体を内部から調整してくれるんだとか。クリスタルボウルに近づく時間もあったのですが、聴くというよりは、音をあたたかい風で感じることができました。
そしていよいよ演奏です。今回は、床にバスタオルやヨガマットを敷いて、寝っ転がった状態で聴きました。決して、大きな音ではないのですが、体の奥に響く感覚があり、耳で聴いているというよりも、体全体で受け止めているような不思議な状態でした。途中、マナさんが体を整えるために一人一人のケアに来ていただいて、自分の体にいかに力が入っているのかにも気が付くことができました。始まってから、終わるまで、意識はあって起きているのですが、半分寝ているような、ふわふわとした優しいものに包まれているようでした。
すこし心配になったのは、数度、不快に感じる音があったことです。演奏が終わってからマナさんに質問をしたところ、体が調整をしている証拠だとのことだったので、安心しました。腰が痛い、とか、お尻が痛い、とおっしゃっている方もおられ、音が響いて何か反応が出ることもあるんだなと思いました。
2時間余りのワークショップでしたが、あっという間でした。また、帰宅してから、心地よい疲労感があり、布団に入ってすぐに寝たようで、次の日の朝の目覚めが、本当にすっきりしていたので、デトックス効果もあるのかなと思います。心なしか、感情の部分も落ち着いているように感じます。このような時間が、現代にはより必要な気がします。伊藤ヒロさんマナさん、貴重な機会をありがとうございました。
伊藤ヒロさんマナさんのホームページはこちら。