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自分で自分をイライラさせていませんか?~自分の平常心を知ろう~

電車が動かなくてイライラ、渋滞にはまってイライラ、部下にイライラ、上司にイライラ、子供にイライラ、親にイライラ…。そんな時は自分の平常心を意識することが大切ですが、その前に、皆さんは自分の平常心を知っていますか?

自分をイライラさせているのは自分自身

イライラしている人が多いな~と思うことが増えています。今朝は、電車の遅延があったのですが、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた電車の車内で、ぶつかった同士の言い合いや、混雑に対するいらだちなのか、舌打ちが聞こえてきます。また、お昼に立ち寄ったコンビニエンスストアでは、指定したたばこの銘柄を間違えた店員さんに、大声で怒鳴っている人がいたりと、「余計にイライラするのになぁ。」「この人は会社に戻ってもイライラしているんだろうなぁ。」と思いました。

なぜなら、感情は、自分自身が引き起こしているからです。あなたをイライラさせているのは、遅れている電車でも、コンビニの店員でもありません。同じことが起きても、イライラしない人もいれば、大声を出さない人もいます。その人自身が、自分をイライラさせているのです。

イライラしても、いいことはあまりありません。多くの人がそれをわかっているはずですが、現実に何かが起こると、そこについつい反応してしまいます。それは、いつの間にか習慣化されていて、同じようなパターンを繰り返してしまいます。

自分の平常心を知る

自分の持つイライラパターンに気づいている人は、チャンスです。とっさに反応しそうになったら、自分の平常心を思い出してみましょう。平常心を思い出しているうちに、イライラが少し遠くなります。でも、自分の平常心を知っていないと、平常心を思い出すことはできませんよね。自分の平常心は、いったいどんなものなのか、考えてみてください。

平常心は、辞書で調べると、「普段と変わらない心。揺れ動くことのない心理状態」と出ていました。最近読んだ本の中には、「心の乱れのない状態」という表現でしたが、リラックスしている状態を平常心と思う方もいれば、物事に動じない冷静さを平常心とする方もいます。まずは自分の平常心、心が安定している状態を意識しましょう。「自分の平常心」を知ることが、感情のコントロールの近道です。

イライラした状態やモヤモヤや不安など、心が乱れた状態は判断力を鈍らせたり、間違った選択をしてしまうことにもつながります。正しい判断や良い選択をするためにも、乱れた心に気づき、平常心を意識してみましょう!

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