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みんなメガネをかけている!

一人一人がそれぞれのものの見方をもっています。見方は価値観とも言えますが、その見方・価値観を、色のついたメガネにたとえてみましょう。Aさんのメガネは赤いレンズ、Bさんのメガネは黄色いレンズ、Cさんのメガネは青いレンズ。この3人が見ている世界は、同じようで違います。

自分のメガネで景色は変わる

私たちは、みんな違うメガネをかけています。いくつもいくつもメガネを持っている人もいるかもしれませんし、もしかしたら、使い分けている人もいるかもしれませんね。少なくとも一つ、その人が持った、その人にしかないものを必ず持っています。「私はそんなことないよ。」という方も、メガネを持たない、というメガネを持っているとも言えます。

何が言いたいのか。自分のメガネで景色は変わりますし、相手のかけているメガネと、あなたのかけているメガネは同じではないということです。

それぞれがかけているメガネは目に見えません。見えたとしても、「あ、あなたは青いレンズで見てるんだね。」と理解はできるかもしれませんが、その青にどんな意味があるのかは、色を見ただけではわかりません。赤いレンズという共通項はあっても、薄い赤なのか濃い赤なのかで違いがあるでしょう。

また、色だけではなく、ピカピカに磨かれたメガネもあれば、レンズが曇っているままにしている人もいるかもしれませんし、大きなレンズと小さなレンズのメガネでは見える範囲が違ってきます。

メガネが違うということは厄介なことでもありますが、いろいろな見方をするためには、似たようなメガネを持っている人たちばかりでは難しい場合もあります。意見が合わない、考えが違う、伝えたいことが伝わらない時こそ、新しいメガネを手に入れるチャンスかもしれません。皆さんは今、どんなメガネを持っていますか?

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