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会話は語尾が大事!コミュニケーションを完了させよう!

勢いよく話し始めたのに、最後のほうは消え入りそうな声・・・こんなコミュニケーションしていませんか?語尾を意識すると、伝わりやすくなりますよ!

むにゃむにゃむにゃ・・・

仕事でもプライベートでも、誰かと話をする時、語尾はどんな形で終わっているでしょうか。また、部下に指示をする時や、上司からの問いかけに反応するとき、最後まではっきり伝えていますか?最後のほうになると声が小さくなり、「むにゃむにゃ」と何を言っているのかわからないという状態になっていないでしょうか。伝えたいことがあるのであれば、最後までしっかりと伝えることを意識しましょう。

語尾が小さくなったり、ごまかしたりしてしまうと、聞いているほうは「なんだかこの人は自信がなさそうだな。」と感じてしまいます。信頼感をもってもらいたい時は特に、語尾が大切なのです。自己紹介を思い浮かべてみましょう。「~と申します。」「~の経験があります。」「趣味は~です。」といったように、文章の最後をきちんと結ぶと、しっかりと話をしているように聞こえます。

また、ニュースを読むアナウンサーの伝え方もいい例です。あやふやに終わるのではなく、語尾までちゃんと発声して終わる、これだけできちんと話をしているように感じます。強く言い切るというだけではなく、はっきりと伝え、コミュニケーションを完了させることが大切です。

この時、声のトーンも大切です。いわゆる語尾上りはあまり印象が良くないといわれます。相手の話を促したり、断定的な言い方をしたくないときに使われる傾向が多いように感じますが、語尾が上がるような話し方をずっと続けると、聞いているほうは疲れてきます。日本語は文章のはじめが音が高く、語尾に近づくにつれて下がる、と言うのが基本のイントネーションです。ですから、話し始めは心持ち高く入り、疑問文でないのであれば、語尾上りは多用せず、語尾は下げて終わることを意識しましょう。そうすると、相手にも伝わりやすくなり、説得力も増します。普段自分がどんな語尾で終わっているのか、今日からチェックしてみましょう!

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