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モンゴル経済視察ツアーレポート前編:「モンゴルってどんな国?」

6月中旬に「モンゴル経済視察ツアー」に参加してきました!初めての国、モンゴル。いろいろな学びがありました。今日はそのレポートです。

モンゴルってどんな国?

福岡空港を16時に離陸、仁川空港でトランジット、チンギスハン空港着22時過ぎの、片道6時間余りで行ける国です。お声掛け頂いた当初、私も「モンゴル???(なぜ?)」という感じだったのですが、行ってみて初めてその素晴らしさがわかる、そんな国でした。

ちなみに皆さん、モンゴルってどんな国のイメージですか?
行く前の私のイメージは、
・とにかく広い(大草原)
・寒い
・すもう
・遊牧民
位しか思い浮かばないという、ほとんど何も知らなかった、というのが正直なところです。

実際に行ってみてわかった(知った)ことは、たくさんありました。モンゴルはロシアと中国の間にあり、海に面していない国で、日本との時差+1時間。日本の約4倍の面積に人口314万人で、しかもそのうち140万人は首都ウランバートルに住んでいるそうです。正式名称は「モンゴル国」といい、1992年にそれまでのソ連影響下の社会主義国家から民主主義国家に変わっています。

この季節は日中の時間が長く、21時近くまで明るかったです。(寝不足になりそうでした。)治安は特に問題の無いレベルですが、観光地はスリが多いんだとか。気温はさほど高くなく(夏季平均19度)、標高がウランバートルで1400mあり太陽の日差しが痛いくらいでしたし、気温の割には「暑く」感じるほどで、かなり日焼けしてしまいました。乾燥していて、特に都市部は土ぼこりがすごかったのもびっくりしました。

ただ、冬の極寒時には-40度にもなり、そのため、車は信頼の高い日本車がほとんど(日本車以外はエンジンがかからない)。ガソリン代が高いため、その中でまたほとんどがプリウス。デコボコ道のため、通常の車高では通用しないようで、大きなタイヤに履き替えて車高アップしていました。中国と違い、自転車・バイクは全く見かけず、もし乗っている人がいたとしても、よほどの愛好家かお金持ちなんだそう。理由?結局、寒い時期は凍え死んでしまいますから・・・。

平均月収は4万円程度。産業としては地下資源採掘の他には、製造業はあまりなく、首都ではもっぱら建築や観光の仕事に従事している人が多いんだとか。朝青龍のようなゴツいイメージの方がいるのかな?と思いましたが、そうでもありませんでした。男性の平均年齢は65歳程度だそうです。女性は細くて日本人的に見てもキレイな方もいますが、肝っ玉母さん的な人が現地ではモテるらしい

水道水は、不衛生ということはなく、硬水で日本人に合わないという感じ。主食は肉と小麦粉類、肉は牛・馬・羊等がありましたが、少しクセがあるので、日本人には向いていない方もいるかもしれません。乳製品が豊富。野菜は生でも十分に食べられました。(少なくとも私のお腹は大丈夫でした。)

アルコールはもちろん「ウォッカ」!ちなみに今回のツアー仲間で店の在庫を飲み切ってしまい、数十キロ離れたスーパーへ買い出しに行ってもらったんです。ガイドさんから「こんな日本人初めて」とお褒め(?)の言葉を頂くくらいで、なんだか楽しかったです。

ウランバートルでは建築中のマンションがたくさん見られました。でも、予定していたほど売れていないそうで、理由を聞いてみると、遊牧民が買うだろう、という当てが外れた、らしいのですが、計画がちょっと甘いのでは?と心配になってしまいました。

書いていたら長くなってしまいましたので、視察の内容は後編で!

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