国内で1年に使われるレジ袋は約450億枚!ちょっとコンビニで買い物をして、商品を入れてもらって…そのあとの袋、どうしていますか?
使い捨てる当たり前
先日、地球環境に関するシンポジウムに参加したのですが、そこで、日本で使われるレジ袋1日の使用量を全て繋げると、1日で地球1周分に匹敵する長さになるというお話がありました。これは日本だけの話で、全世界で見たら一体どのくらいの消費量になるか、想像もつきません。(使用量の算出方法はいくつかあるようです。)
コンビニでちょっと物を買ってオフィスまで運ぶのに使うことは確かに多いですよね。ちょっとの距離でも、レジ袋に入れてもらってしまいます。そのレジ袋をそのあとどうしているかというと・・・。ゴミ箱にセットしてゴミ袋として使うこともありますが、小さい袋はそのままゴミ箱へ。使い捨てることが当たり前になっていることに、改めて考えさせられます。
ペットボトルの中身、残していませんか?
プラスチック問題が世界的に大きな課題となり、インドでは大都市の一部でプラスチック製品の使用を禁止し、スタバやマクドナルドなどの大手が対応に迫られ始めています。アメリカやヨーロッパでも、使い捨てストローの規制が始まるなど、その波は日本にも当然押し寄せています。便利であることが、本当に私たちにとっていいことなのかを、きちんと考えなくてはいけない時期なのです。
そして、資源を大切にするという意味では、ペットボトル本体だけでなく中身も資源であることを忘れてはいけません。研修会場の掃除をすると、意外と中身を残す方が多く、飲み終わっていないペットボトルの中身を捨てることになることもあり、とてももったいないと感じます。液体は簡単に流れていくので、残す感覚ももしかしたら薄いのかもしれませんが、これも立派な無駄遣いではないでしょうか。今一度自分たちの生活を見直してみませんか?