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伝説の最強の組織が持つ秘訣とは!

湯ノ口です。先日、弊社の社内研修で東京ディズニーランドに行ってきました。学生や子供たちの春休みも重なり、来場者予想は5万人。園内は渋谷のスクランブル交差点さながらで、人混みに埋もれてしまう有様です。手前味噌ですが、この様な状況のなかで楽しく、かつ深い学びができたのも、弊社の今井のファシリテーションのお蔭です。

先日、景気動向の発表がありました。日本経済は徐々に低迷していますが、ここだけは別次元だと感じました。90分待ちのアトラクションが沢山あり、レストレンやショップも人でごった返しています。この1日で、どれだけの利益を出しているのかと驚くばかりです。この事実に基づいて成功の原理原則を、あらためて深く学ぶことが重要だと感じました。

今回はアトラクションに目もくれず、新しい切り口でディズニーのビジネスモデルを探求しながら極意を学びました。

あくまでも私の主観的な受け止め方ですが、東京ディズニーランドでの「学びの5つのポイント」をお伝えしたいと思います。

①心から湧き出る志や使命感が根底にある。②妥協する事なく、具体的にコツコツと積み重ねている。③研究開発に終わりはなく、新たな価値や仕組みを生み出している。④キャストがディズニーの歴史、ドラマやストーリー(存在理由)を理解し毎日の仕事をつうじて組織が成長している。⑤Being(あり方)Doing(やり方)が明確に表されている。そして、何よりもStandard(基準)が重要な鍵を握る。

ウォルト・ディズニーの思いが今もなお鮮やかに生きているように感じるあの場が、人を惹きつけ魅了するのです。また、思いを形にするなかで本物を追求するというのも、他にない真の価値が生み出されてくるのでしょう。

ここから、私が考える最強の組織の原理原則は『Being(あり方)✖️Golden Standard(最高基準)✖️Doing(やり方)=最強の組織』です。この、Beingからくる、Golden Standardがとても重要なノウハウになります。つまり“ストーり”を使いながら”場づくり”をすることです。

ディズニーランドに入ってすぐの目立たない場所に、ウォルト・ディズニーの兄であるロイ・ディズニーの像がありました。今日のディズニーランドを育て上げた功労者の一人でもあります。この様に、園内のいたるところに伝説を語り継ぐストーリを表すものが存在し、ゲストの目にはつかなくても、キャストには当たり前の様に目に飛び込んで来ます。この様に一貫したストラテジー(構造)になっているのがディズニーランドの凄さだと思います。我々もこれをお手本にしながら、人財開発を通じて100年、200年と続く企業を育てて行きたいと思います。