あなたは今何時ごろを生きていますか?~人生時計~

2018/02/16

心理学者のユングは中年に差し掛かる年齢を「人生の正午」と表現しました。それぞれが持っている人生時計、皆さんの時計の針は今何時ごろでしょうか。

午前から午後へ

人生100年時代と言われるようになってきました。「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」という本が日本でもベストセラーとなり、メディアでも大きく取り上げられましたが、日本の平均寿命は、すでに男性女性ともに80歳を超えています。政府も「人生100年時代構想会議」を開くなど、制度や仕組みが限界に近付いていることが感じられます。2007年生まれの半数は100歳以上まで生きるとする研究もあるそうです。

実はこの原稿を書いている私自身が、人生の正午に差し掛かる年齢になりました。人生時計で言えば、午前中から午後に変わる節目であると思います。日が沈んでいく午後。私自身が100年生きるはわかりませんし、誰も、自分自身にどのくらい先があるのかは誰にもわかりません。そして、本当に、この先100年時代が現実になるかどうかはわかりません。でも、子供や孫の世代は今とは大きく変わるでしょう。しそうだったとしたら、残りの60年をどう過ごすのか。あるいは、そうでなかったとしたら、午後をどう過ごすのか。

とはいえ、年齢は、一つのものさしであるに過ぎないですし、ユングの説も、全員に当てはまるということではないはず。時間の捉え方も人それぞれで、午前だから、午後だからということでもないでしょう。でも、自分の人生をどう生きるかは、いつ考えてもいいことなのに、なかなかそこに気づかないのも、もしかしたら午前中にいるからなのかもしれません。これからの時間をどう過ごしていくか、考える時間を持ってみてはいかがでしょうか。

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