TEFCASモデルが成功への近道?!

2017/08/18

皆さんは「TEFCAS」という成長サイクルをご存知ですか?「TEFCAS」とは、マインドマップというブレインストーミングの手法を考案したトニー・ブザン氏が提唱している学習サイクルです。

成功イメージからスタート!

TEFCASを紐解いてみましょう。

T=Trials:試行(試してみる。仮説を立てまずやってみる。)

E=Events:出来事(試してみた結果起きた出来事を客観的に観察する。評価ではない。)

F=Feedback:(Eventsで何が起きたかを受け取る、反応を見る。失敗や成功をここでは考えない。)

C=Check:点検(Feedbackを分析・確認する。うまくいっているならなぜうまくいったのか、うまくいかなかったらそれはどうしてかといった、理由を分析する。それは信頼に値するものかどうかを合理的に確認する。)

A=Adjust:調整(Successに向けて、調整をする。Successそのものを修正することも可能。必要があればTrialsからAdjustを繰り返す。)

S=Success:成功(成功目的・目標を達成する。)

以上が「TEFCAS」のサイクルです。

ただ、このサイクルはTEFCASの順番に回すのではなく、一番最後のSuccess・成功からスタートします。

トニー・ブザン氏が提唱しているもう一つの考え方があります。それが「脳の七つの法則」です。この中でブザン氏は「脳は成功指向のメカニズムである」と定義しています。ということはどういうことか。つまり、明確な成功イメージを持つことができれば、脳がそのイメージに反応し、意識的にも無意識的にも、成功に向けて能力を引き出してくれるということです。ですから、このTEFCASサイクルでは、一番最後にあるS、つまりSuccessをイメージすることから始めるのです。

小さい頃はいつでもTEFCAS?

子供のころを思い出して見ましょう。補助輪を外した自転車の練習をした記憶はありませんか?とにかく試しに乗ってみたのではないでしょうか。転んでケガをしたり、なかなかうまくいかず嫌になったり、後ろを支えているお父さんやお母さんに「ちゃんと持ってる?」と何度も確認したり。それでも転んで泣いたり笑ったり、泣きながら乗った経験のある方もいらっしゃるかもしれません。繰り返しているうちに、バランスをとれるようになったり、ペダルに足をのせて漕ぎ出すコツがわかるようになります。急に乗れるようになるタイミングがあるのです。それが、脳が「自転車に乗る!」という成功イメージに向かって、思考と体を動かした瞬間でもあります。単なる「慣れ」ではなく、脳が人間の可能性を引き出しているということです。これがまさにTEFCASです。

例えば子供に「自転車が走る理由は、ジャイロ効果と慣性の法則というのがあってね・・・」と説明したとして、自転車に乗れるようになるわけではないですよね。理論を知らなくてもできる、という経験は誰しもがしたことがあると思います。そしてそれは、大人になっても同じことです。

また、上記の流れを見てわかるように、TEFCASは段階を追って進んだり、時間がかかって進むこととは限らず、同時に起こっていることもありますし、短い時間の中でサイクルが回ることもあります。いずれにしても大切なのは、成功イメージを具体的に描くことです。

そして、このサイクルの大切な点は、起きる出来事や反応を成功・失敗と言った評価でとらえないことです。最初に描いた成功イメージを達成するためには、その出来事は必要なことであり、成功するためのエピソードとして考えます。

私たちは大人になるにつれ、成功するために「どう失敗しないか」を考えてしまいます。リスク管理は大切ですが、そのリスクを避けるがあまり、実際の行動が遅れたり、行動そのものをやめてしまったりします。成功イメージを明確に持つこと、そしてまずはやってみる!ぜひ試してみてくださいね。

 

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